SPOTLIGHT
Mr.Tobacco | Endless Night
新世代ジャパニーズ・エレクトロの旗手達がここに結成したスペシャルチーム「ミスター・タバコ」による、60分間ハートがSPINしっぱなしの土曜零時系バラエティーショータイム! 寝る前に跳べ!
「エレクトロ羽織ってスモーキン電子ブギー、ダウン!」
ーマジアレ太カヒロ from スマーフ男組ー
●2001年6月30日リリース (発売中)
●価格:\2,400円(税別 ) >ネット注文はこちら



Mr.Tobacco"Endless Night"のマスタリングを担当したEdit大学教授、リョウ・アライ氏によるアルバム全曲のメガミックス! 渾身の59分30秒が怒涛の4分7秒に短縮名人! >>> Download(2,481kb)









して2001年、日本の地下から登場した久々に掻き回してくれる快作。エディット感といい、ブレイクといい、ビートの刻みといい、シンセの響きといい、まったく隙がなく、素晴らしい。巧妙なだけではなく、ドキドキするような前向きのエレクトロをプレゼンテーションしている。京都メトロでSPOTLIGHTというパーティを主催しているクルーを中心とした匿名的なコラボレーション。マジとの距離の取り方も堂に入ったもんである。(原 雅明:"Studio Voice" 7月号 特集「レヴォリューション・ポップ」ディスクガイド )

バコをプカプカくゆらせたエレクトロ・ブガルー・マニアックな紳士たちのビートあれこれはネオンライトにピカピカする。中心になるMatsu & Takeはイルリメとも演ってる注目すべき才能だけど、前に観たときはメジャー・フォースのくたびれたTシャツを着てた。この、エレクトロニカにいたるエレクトロ(・ヒップホップ)、エディットの技能、80'sセンスは今日的で、次のもの。(村松タカヒロ:"Bounce" 7月号

リに乗っている京都の地元密着型パーティー”SPOTLIGHT”がレーベルとして本格始動。その第一弾となるのが、ジャパニーズ・エレクトロの旗手たちによるこのコラボレーション・アルバム。こんなにもウキウキする作品はそうない。シリアス過ぎず、ふざけ過ぎず、ロボり過ぎず。この音の感じはどこかで聴いた覚えが……と思ってたらマスタリングがEDIT大学アライ・リョウ教授で、納得。早く次が聴きたい。(辻村慶人:"After Hours" No.14)

んのめった21世紀編、「ビートに抱かれて」 _ 京都METROで開催中のヘンテコおもしろパーティー、「SPOTLIGHT」。ミックステープのリリースなども含め97年から活動するこのレーベルの初CDはイベント同様自由度満点&ユーモアを盾にした、男気溢れるエレクトロビーツ。最初期ヒップホップ的感覚とオールドスクールなファンク魂炸裂の匿名コラボ。パーティージョークの連打がいつしか本気に、ビートは気付けばポップスに…そんなマジックであの娘のハートもGET!(できるのか?)(和久田善彦:"L-magazine" 8月号)

、センスいいなぁ。京都にある"METRO"というクラブ(筆者未到)にて定期的に催されている"SPOTLIGHT"というエレクトロ系パーティーから飛び出したレーベル……から放たれた匿名集団による合作らしいのだが(長い)、「センスは悪くないのに……」で終わってしまいがちな他の日本人アーティストとは一線を画す抜群のセンス&実力。それなのに茶目っ気たっぷりだったりして、なかなかの懐の深さを感じさせる。そうそう、言い忘れていたけど、音ハ=エレクトロです。それでいてゲーマー風妙味を隠し持っていたりして、シストーム・テクノロジーズのパックマンを想起させるけど、音質は彼らが全然上だったりして、深けェなぁ、おい! ロマンチックな電詩音楽と言ってしまいたい。(小野剛碁:"remix" 8月号)

近、日本でもインディからいろいろなリリースが増え、再び活性化してきた感があるが、その中でも久しぶりに心躍らされた快作がコレ。京都のスポットライトというイベントを主催するクルー(Childiscのヤベミルクなども参加)を中心に集まった、匿名的なユニット。一言で言ってしまえば、エレクトロ全開というブレイクス&ビーツな世界なのだが、ちょっと前に流行ったような後ろ向きなエレクトロ趣味とは一線を画した、抜けたポジティブさが全編に渡って貫かれている。全開とはいえ、ちょっとだけほろ苦さを漂わせているあたりもツボを心得ていてニクい。いま自分たちがどこで何をやっているか、という足元がちゃんと見えている音だと思う。(原 雅明:"Flyer" 8月号)

ッズの関西公演でもお世話になっている京都のクラブメトロで定期的に催されてきたエレクトロ・イベントSPOTLIGHTがレーベルをスタート。第一弾はナゾの覆面アーティスト、MR.TOBACCOによるアルバム。おそらく、イベント/レーベル主宰者でもあるマツ&タケ、チャイルディスクからのリリースでもお馴染みヤベミルク、そして各所で話題沸騰のイるreメのリーダー、モユニジュモ、等々といった面々から構成されているものと思われる(なんていって違ってたらゴメンなさい!)。
 その正体の詮索は置くとしても、とにかく異常なまでにオモシロいアルバムなのだ、コレは。80年代以降のエレクトロのツボとキモをしっかり押さえつつ、随所でチャーミングかつスリル満点なズッコケとヒッカケとボケとツッコミをかまし、ファンキーでファニーでファッキンなサウンドを繰り広げている。それはたとえて言うなら、一番ノッてる時のアトム・ハートが往年のドリフのギャグをカヴァー(?)した、といった感じだろうか。 東京のドリフター人脈やflyrec人脈とも繋がりつつ、これからMR.TOBACCO=SPOTLIGHTの快進撃が始まりそうな予感がする。。
(佐々木敦:"faderbyheadz.com" )


レビュー掲載雑誌より無断引用・敬称略
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