杉本卓也 image
 

杉本卓也による「MODE」参加アーティスト紹介

Hausmeister  
Track2 "flamingo (hausmeister remix)"
ある日、仕事帰りによく利用していたカフェで流れていた心地の良いDUBのような音楽に耳を奪われ、思わず店のスタッフにたずねて教えていただいたのが彼を知るきっかけでした。彼の作り出す音楽は、単なるアコースティックなテクノではなく、DUBの構造を持った、フォークのような味わいを感じさせるところが好きです。『flamingo』のリメイクでは、その彼の持ち味が最大限に活かされた、緩やかで温かみのある楽曲に仕上がっています。今回のリミックスの中で、一番原曲のイメージを多く残してくれた曲になっていると思います。
weiter
(karaoke kalk)
 
dj amagumo  
Track5 "sketch (my sketch remix)"
いわずと知れた、私の実の弟でHIPHOPのクリエイターです。『sketch』のリメイクを注文するにあたって、現在主流になっているエレクトロニカHIPHOP(プレフューズ73、デイダラス等)の手法はあえて避けてもらい、彼の中にあるHIPHOPに対するビートの解釈をとおして、あえてハウス色の強い4つ打ちのトラックにリメイクしてもらいました。この曲によって彼のアルバム『レイン・クラウド・ショー』とは別の新しい試みを感じることができ、とても満足しています。
the rain cloud show
(spotlight)
 
mama!milk  
Track7 "a proportion of 3 to 1 (mama!milk version)"
TV番組『バミリオンプレジャーナイト』のオープニングテーマで彼らが担当した曲が大好きで、2年程前からファンになりました。前回の自分のアルバム『ピアノ・ア・ラ・カルト』では、どの曲もアコースティックに置き換えた場合を想定して作っており、ママミルクのお二人の楽器編成がイメージとシンクロして、迷わずお願いしました。『a proportion of 3 to 1』のリメイクでは、すべてのパートを新たに演奏していただいていて、少人数の編成でありながらオーケストラさながらの奥行きのある演奏で再現してくれました。原曲では出せなかった、生の楽器(アコーディオン、コントラバス等)ならではの艶のある音がアルバムの中でもひときわ異彩をはなっています。
lamb and mutton
(raftmusic)
 
kim hiorthoy  
Track8 "swing like a pendulam (kim hiorthoy remix)"
彼を知るきっかけとなったのは、彼がアートディレクションを務めるノルウェーのレーベル『ルネグラモフォン』のジャケットのアートワークで、その彼が音楽も手がけているということを知り、さっそくCDを2枚購入して以来ファンになりました。彼の楽曲はとても個性的で、エレクトリックでありながら日常生活に一番近い、肌触りの良い音楽です。『swing like a pendulum』のリメイクでは、まるでキッチンで家族が団欒を楽しんでいるひと時をスケッチしたかのような、淡く水彩画のような質感の作品になっています。彼の特徴である組曲的構成・曲の長さが期待どおりでとても満足しています。
hei
(smalltown
supersound)
 
杉本卓也 / M O D E
SPCD006 1,890円 → Order
アルバム「ピアノ・ア・ラ・カルト」の楽曲を、 杉本卓也自身からのラブコールでセレクトされた国内外のアーティストがリミックス・再演。杉本卓也の新曲も多数収録、アコースティックでエレクトロでエレガントな全9曲。
1. indigo
2. flamingo - remix by hausmeister
3. pomegranate/magenta
4. a la MODE
5. sketch (my sketch remix) - remix by DJ 雨雲
6. alphabet soup
7. a proportion of 3 to 1 (mama!milk version)
8. swing like a pendulum - remix by kim hiorthoy
9. …not yet
 
Total Time 49:50
 
■Back