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デビッド・シャザムはフランス在住の35才。作曲家・DJ・プロデューサー・ラジオオーケストラの指揮者・ストレンジミュージックのフェスティバル/パーティーオーガナイザー。劇音楽や即興音楽等も多く手掛け、その活動と興味は音楽の全方位へと向けられています。
1998年には、ペリー&キングスレーとして活躍した60年代の伝説的フランス人ムーグ音楽家ジャン・ジャック・ペリーと、アルバム「Eclectronics」(Base
Notic/Basta)を共作。往年のコミカルなメロディーやテープコラージュ的技術などはそのままに、現代的なテクノロジーを駆使し、グルーヴ感を巧みに取り込んだそのサウンドは、ジャン・ジャック・ペリーの復活として大きな話題となりました(ジャン・ジャック・ペリーとシャザムの交流は、ライブでの頻繁な共演など現在でも続いています)。
その後リリースされた2枚のソロアルバム「Eclectricos」「Eclectricos」は、90年代後半当時のラウンジミュージックやブレイクビーツ/ビッグビーツのシーンとも連携し、世界中のクラブDJからの熱い支持を受ける一方、現代音楽的コラボレーション作品なども幅広くリリースしていきました。そして今回、旧知の仲間達エクストラ・シストールズを率いての痛快パーティーアルバム「Du
Marron Stereophonique」を完成させました。
シャザムの描き出すキャッチーなメロディーとエクストラ・シストールズの躍動感溢れるバンド演奏が、最高のコンビネーションでブラックユーモアを乱反射させる、2003年最強のご陽気アルバム「Du
Marron Stereophonique」。ムーグミュージックを土台としながら、ニューウェーブ、ディスコ、ファンク、アシッドハウス...etc
、全ての音楽の楽しい部分だけが純粋培養され、渾然一体となって押し寄せてくるような、とにかく楽しくて楽しくて仕方がないステレオマロン。現在進行形のムーグミュージック界に新風を吹き込む必聴の一枚です。
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