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2007年12月25日 14:38
「M-1 2007」「人志松本のすべらない話 11」雑感
12月23日に放送された両番組について。
M-1について、俺の採点はどうこうとか、審査員がどうこうとか、むしろ準決勝の審査員こそがどうこうとか、そういうブログらしい話はさておくとして、番組中自分が一番感心したのは、番組の最初の方で流れたファットボーイ・スリム(Fatboy Slim)のCM。「M-1の出囃子で使われてるガンガンガンガンガンーって曲がファットボーイ・スリムの「Because We Can」って曲で、このCD「The Greatest Hits Remixed (日本盤)」に入ってて、携帯ならここでダウンロードできますよ」ということだけをストレートに伝える、このM-1放送のこの一回のCM枠だけに投下された、超超ピンポイントCM。これはメチャクチャ効果的だなーと感心したのですが、実際どれくらいこの時間にダウンロードや注文があったのか気になります。(追記:超超ピンポイントかと思ったら、他の番組でもこのCM流れてました。)
このFatboy Slim「Because We Can」はもともとオリジナルアルバムやベスト盤には入っておらず、映画「ムーランルージュ」のサントラ(→ Amazon )だけに入ってたはず。このサントラに入ってるThe Police「Roxanne」のタンゴなカバーバージョンがなかなか面白いです。
さて一方で、関西テレビ「人志松本のすべらない話」の無粋な宣伝。東京では9月に放送されているのに、関西では3ヶ月遅れでようやく放送された「人志松本のすべらない話 11」。
年末に放送されるゴールデン枠でのすべらない話のスペシャル版を宣伝したい為の放送なんだな、ということは解るのですが、番組放送中、最初から最後まで終始「12/29ゴールデンスペシャル放送!」とテロップが出続ける。画面の左下には今話している芸人の名前と話の題が書かれた四角の白いテロップが出ますが、あれを横に倍近く伸ばしたくらいの大きさの四角の赤いテロップが右下に延々消えずに出続ける。再放送ならともかく本放送で。関西地区で放送が遅れたのも、こういう風に番宣的に使うため?
最近はゴールデンタイム以外の時間の番組は、実質ゴールデンタイムの番組の番宣ばかりになっていて、「本日のゲストは今晩スタートするドラマに主演の〜」みたいなことばかりで閉口しますが、視聴率を基準にスポンサーからCM集めて会社を回していくシステムが変わらない限り、地上波がこう成っていくのは止められないことなんでしょうな。
Text : 2007年12月25日 14:38
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