2008年02月29日 19:57

ニューライン・シネマ ワーナーに吸収される

原因は『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の不振。

■ ニューライン・シネマ、40年の歴史に幕(VarietyJapan)

このビューカスの発言の裏側には、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の興行結果が含められていると思われる。同作品は、アメリカ国内での興行成績は約 7000万ドルと、期待を下回る結果に終わっているが、これまでに公開された諸外国での興行の合計はすでに2億6000万ドルを超えている(日本では今週末3月1日(土)に公開)。

1億8,000万ドル費やして作って、7000万ドルしか回収できなかったということらしい。アメリカ以外でいくらヒットしても、海外配給の権利を売り払う形式でやっているのなら、もうどうしようもない。

クリエイションを倒産寸前に追い込んだMy Bloody Valentine「Loveless」、スクウェアを合併に追い込んだ映画「Final Fantasy」を思い出させます。

■ 「ライラの冒険」第2弾の製作は、日本の興行成績次第!?(eiga.com)

そんななか、主役のライラを演じたダコタ・ブルー・リチャーズはTeletextの取材で興味深い発言をした。製作を手がけるニューライン・シネマからは、まだ続編についての話は何も聞かされていないことを明かしつつ、「日本での興行成績を待って、決めようと思っているんじゃないかしら」とコメント。日本は、「ライラの冒険/黄金の羅針盤」がまだ公開されていない唯一の主要マーケットであり、ここでのボックスオフィス成績次第で続編が作られるかどうか決まるという。

続編の命運を賭け、日本で明日から公開です。

■ 関連サイト

News : 2008年02月29日 19:57

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