2008年04月23日 11:29

ギャガ 映画買い付け・製作事業から撤退

ギャガはUSENの子会社。

■ USEN、海外映画買い付けから撤退(時事通信)

USENは16日、海外の映画を買い付ける事業から今年8月末までに撤退する方針を決めたと発表した。興行収入の変動が激しく、事業上のリスクが高いと判断した。同社はこれまでグループで買い付けた海外映画を、映画館やインターネット、DVDなどに配給してきたが、今後は権利保有者からの受託などの方法で配給を検討する。同事業からの撤退により、100億円程度の損失が発生する可能性があるという。

「ライラの冒険」への尋常ならざる力の注ぎ具合は、起死回生の逆転パンチを狙っていたわけですか。全て納得がいきました。にしても100億円の違約金って、USEN本体は大丈夫?

ところで、先日お蔵入り映画「HOT FUZZ」をギャガが配給決定、「俺たちスーパーポリスメン」というステキな邦題のオマケ付き、というニュースが有ったばかり。

■ 究極のおバカ映画「ホット・ファズ」が署名運動で上映実現!(シネマトゥデイ)

監督はエドガー・ライト、主演はサイモン・ペッグ、ニック・フロストのコンビによる待望の新作映画『HOT FUZZ』(原題)がアメリカで公開されたのは2007年。しかし日本公開は未定のまま時は流れた。そしてついに「劇場未公開となった傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の二の舞にはさせぬ!」と有志が立ちあがり“映画「HOT FUZZ」の劇場公開を求める会”が発足。約2,325人(4月4日現在)もの署名を集め、配給会社を動かした形となった。

公開中止は無いようですが、やはりギャガ撤退の煽りを喰らってか「宣伝予算がないので、チラシ配りしくれるボランティア募集」という事態になっています。

■ 「ホット・ファズ」のチラシハリス隊を募集!(HotFuzz/ホット・ファズの日記)

昨日(4/22)の夜に「ホット・ファズ」の映画会社であるGagaから連絡がありましたが、金曜日中ぐらいに「ホット・ファズ」のチラシができる。つきましては、土曜日に渋谷の喫茶店orファミレスで集まって打ち合わせ&チラシを渡しますので、この「ホット・ファズ」のチラシを配布してくれる方を募集します。「ホット・ファズ」は宣伝予算が少ない関係もあって、このチラシ配布はボランティアになりますが、協力してもいいという方がいたら是非よろしくお願いします。

劇場公開は素直に喜びたい。でも、これだけ遅れてしまった上に、大阪での公開が有るのかはよくわからない状況。もうさっさとDVDで出してください、という方向に気持ちを切り替えていただけに、自分としてはかなり複雑。

News : 2008年04月23日 11:29

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