2008年04月23日 18:07

KORG DS-10 音質レポート

噂のニンテンドーDS用シンセ、watch impressに開発者インタビューや詳細のレポート記事が掲載されました。

■ ニンテンドーDS用ソフトシンセ「KORG DS-10」開発者に聞く 〜 パッチングなどに対応。オリジナルに匹敵するほどの出音を実現 〜(watch impress / 藤本健のDigital Audio Laboratory)

このインタビュー中も音を出しながらデモをしてもらっていたが、その際に聴いていたのは内蔵スピーカーでの音。しかし、これが予想外に結構いい音がしていて遊ぶには十分という感じ。もちろん、細かな音色作りをするには厳しい面もあるので、ヘッドホンで音をモニタしてみたところ、普通のシンセとして遜色ない音質が出ているのだ。(中略)S/N的にもまったく問題なく、低域のベース音もしっかり出ている。96kHzでのサンプリングレートでの音を聴いても高域まで延びている。周波数分析をかけてみたところ、横軸をリニアにとっても、Log表示させても確実な形で音が出ているのが確認できた。

音声サンプルも掲載されています。おもちゃレベルではなさそうで、ひとまず安心です。

佐野:まずシンセの音源部分はコルグが開発しています。そしてシンセを除くシーケンサやミキサーなど音の通り道全般についてはプロキオンが担当しています。そしてUIなどその他全体のまとめをキャビアが担当し最終的な販売をAQインタラクティブが行なうという分担ですね。
佐野:簡単にいうと、まず音源としてはモノラルのアナログシンセであるMS-10相当のものが2 台、それに4トラックのドラムマシンとなっており、アナログシンセはモデリング音源で、リアルタイムに生成するタイプのものであるのに対し、ドラムマシンのほうはPCMとなっています。

コルグがきちんと開発しているということで、機材として充分に使えるかもしれません。ドラムマシン部分も、シンセの音をサンプリングして自分で作ることができるそうです。

News : 2008年04月23日 18:07

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