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■ PET SHOP BOYSが約3年ぶりのニュー・アルバム『YES』を3月にリリース決定、JOHNNY MARRら豪華ゲストが参加（bounce）

前作『Fundamental』より約3年ぶりのオリジナル・アルバムとなる本作では、元スミスのジョニー・マーが数曲でギターをプレイしているほか、ファイナル・ファンタジーのオーウェン・パレットがストリングス・アレンジで参加。さらに、ガールズ・アラウドを手掛けたことで知られるプロデュース・チーム＝ゼノマニアとの共作曲や先行シングル“Love Etc”など、話題曲を満載した作品に仕上がっている模様だ。

ジョニー・マー再びですか！それは素晴らしい。Pet Shop Boysのアルバムの中ではジョニー・マーが参加した「Behaviour」が一番好きなので期待が高まります。

トレバー・ホーンをプロデューサーに迎えて作られた前作「Fundamental」が個人的にはここ10年くらいで一番ベストだっただけに、次作のプロデューサーが誰なのか、凄く気になってました。出て来た名前はゼノマニア（Xenomania）。全然知らない名前です。Wikipediaなどで調べると、古くはMinogue姉妹を手掛け、近年はGirls Aloudというガールズ・ポップ・グループをヒットさせたことで評価の高まるUKの売れっ子プロデュース・チームと書かれています。Franz Ferdinandの新作は彼らがプロデュースする予定（追記：頓挫したらしい）。New Orderの前作「Waiting for the Sirens' Call」で共作する予定だったけど、出来た曲をPeter Hookが気に入らずにボツになったという話もあります。

Xenomaniaの手掛けた曲をYouTubeで聴きまくって、気に入ったものを下に貼り付けました。

これはなかなかいい。チャラくていい。適度な下世話さがPSBにぴったりで、ニール・テナントの声が乗るところが簡単にイメージ出来ます。プロデュースだけでなく作曲からやってる曲も多数。にしても、いち早く仕事済みのSaint Etienneのアンテナの感度は相変わらず凄い。

がっちりタッグを組んでいるGirls Aloudは、テレビのオーディション番組出身のグループだそうで、日本でいうところのモー娘。みたいな扱いなんでしょうか。海外の記事に「XenomaniaにプロデュースさせることでPSBはGirls Aloudファンの14歳の少女達を取り込むことが出来るのか」みたいな文章があったので、モー娘。とは微妙に違いそう。Franz Ferdinandの人は上のGirls Aloudの「Wake Me Up」を聴いてXenomaniaに仕事を依頼したそうで、Peter HookもGirls Aloudの曲を評価しての共作だったと発言しています。

■ 追記（09/1/21）：1/12に出たGirls Aloudの新曲「The Love Kind」がPet Shop BoysとXenomaniaの共作です。