matsu & take

20年近くのキャリアがありながら、ソロ名義では初のソロアルバムです。

■ Rotters Golf Club News

A Pox on The Pioneers is Andrew’s debut solo album, to be released this September, exploring the integration of the substrata of rock and roll with modernistic electronics. Taking sonic cues from his status as a dance, techno, and house master, he skilfully acknowledges his grandly professed love of Rockabilly, Soul, and Roots Rock from the golden years of the last Century. European release date mid September 2009

「Pox」ってのは天然痘とか梅毒のことだそうです。ジャケットはちょっと日本の浮世絵風です。リリースは自分のレーベルRotters Golf Clubから。

トラックリストを見ると、一昨年リリースされたEP「The Bullet Catcher's Apprentice」からの曲は収録されていません。日本盤のボーナストラックにも入らないようです。

昨年出たオムニバスアルバム「Andrew Weatherall vs. The Boardroom」にはオリジナル曲の収録は無く、リミックス作品だけでしたが、先のEPと共通した生ドラムやギターを使ったロックっぽいダンストラックやTwo Lone Swordsmen時代っぽい重低音ベースのテクノを披露していました。では、この"A Pox On The Pioneers"の音はどうなのか、レーベルやレコード屋のコメントは「ロックとテクノを融合したキャリア総括の一枚」的な当たりさわりの無い感じで、予想がつきません。

レーベルの情報によるとヨーロッパでの発売は9月中旬。しかし店によっては8月下旬頃と告知しているところもあって、こっちが多数派のよう。イギリスのAmazonには8月31日とあります。

ウェザオールは現在BBC Radio 6で「6Mix」という２時間番組のDJを月一回くらいのペースで担当しています。この番組は最新の放送をネットで一週間聴くことができます。今聴けるのは"2ManyDJs 'Back To Chicago' Special"。残念ながら過去のアーカイブを聴くことはできないのですが、トラックリストは掲載されています（→Link）。先月の放送でニューアルバムからの曲を数曲プレイしています。聴いときゃ良かった。

追記：09/07/23

アメリカのアマゾンで全曲試聴できるのを発見しました（→Link）。歌モノ率が高め、けだるい空気のポストパンク。後期TLSと地続きのロックテイスト。予約完了。