matsu & take

Daft Punkが映画「Tron」の続編「Tron Legacy」（Tr2n,Tron 2.0から改題されたようです）のサウンドトラックを担当する、という情報が3月頃に飛ばし気味に流されましたが、当時は確定情報ではなかったはずです。

今回、7月23日からサンディエゴで開催されているComic-Conでの関係者へのインタビューなどで、Daft Punkがすでにサントラ用に24曲を完成されたことが発表されていますので、Daft Punkがサントラを担当することは確定事項となりました。Daft Punkが関係しているのかはわかりませんが、「Tron」のテーマ曲だった（指摘があったので訂正：前作で使われたJourneyの曲は"Only Solutions"でした）Journeyの"Separate Ways"がどういう形か劇中で使われるそうです（→Link）。

さて、それらの情報のなかで、下のような記事を見つけました。

■ Daft Punk Will Tour In Support of Tron Legacy Soundtrack, And Other Comic-Con Revelations（Movieline）

Tron Legacyの監督Joseph Kosinski はDaft Punkとのミーティングが「ロサンゼルスでのミステリアスなパンケーキの朝食だった」と説明した。そして、そう、彼らはあのヘルメットを装着していた。そこで彼は（Tron Legacyの）サウンドトラックをサポートしたツアーをするつもりがあるか彼らにたずねた。TronをテーマにしたDaft Punkのイベントが近いうちにきっと行われるだろう、と彼は言った。

もちろんDaft PunkのTronツアーというのにも大いに興味をひかれますが、それ以上にDaft Punkが普段からあのフルフェイスのヘルメットを被っているというのが面白いですね。食事の席でもヘルメットを欠かさないなんて、マスクマンとして生きていくことへの並々ならぬ決意と気概が感じられます。レスラーみたいに食事用の簡易版とかも作ってありそう。ロボットとパンケーキというのがなかなかシュールで、ドラえもんとドラ焼きのような組み合わせです。

「お前と合う時なんかは素顔で十分だよ」とか言って素顔で現れたらちょっとショックかも。でも女性に対しては口説き文句にもつかえそう。

一応、ロボットに「なってしまった」経緯について。

■ Daft Punk: Visual components and image（Wikipedia）

We did not choose to become robots. There was an accident in our studio. We were working on our sampler, and at exactly 9:09 a.m. on September 9, 1999, it exploded. When we regained consciousness, we discovered that we had become robots.

1999年の9月9日、朝9時9分（9:09）にサンプラーで作業中にスタジオが爆発、気がつくとロボットになっていたそうです。はいはい。

追記：09/07/25

Comic-ConでTRON: LEGACYのイベントが開催され、そこで新型のバイク（ライトサイクル）の実物模型が公開されました。その会場のBGMがDaft Punkのサントラ用の曲だったのではないかと話題になっています。その様子をうつした動画が有りましたので貼っておきます。たしかにDaft Punkっぽい。そしてTronっぽくて格好いい。

あと、HDの高画質な予告編動画がありました（→Link）。内容は３月のComic-Conで盗撮された動画とほぼ同じですが、高画質で見ると鳥肌ものです。