2009年08月07日 07:45

1981年「夜のヒットスタジオ」に出演時のThe Policeが自由すぎる

演奏した曲は「De Do Do Do,De Da Da Da」。

先のエントリー「Public Image Ltd. TVライブ時のJohn Lydonが自由すぎる」(→Link)を書いていて、口パクつながりでフと思い出したのでYouTubeを探したら、簡単に見つかりました。映像がYouTubeに投稿されたのは2008年12月。

▲ The Police - De Do Do Do, De Da Da Da

オープニングやトークの映像もセットの完全版。「日本の音楽番組に出演して無茶した外国のアーティスト」という話になると、80年代代表の逸話として、よくこのポリスの傍若無人の振る舞いがあげられていたので、どんなものなのかずっと興味をいだいてました。今回初めて見ることができました。

まず、あのフジテレビの字体で「ポリス」と書いてあるのがグっときます。「世界の音楽界をリードするイギリスロック界の風雲児!スティング・スチュワート・アンディの織りなすパワフルなステージは世界のヤングに圧倒的な支持を得ている」。

武道館でのライブを終えたばかりとかで、登場からやたらハイテンションなポリスの面々。なぜかサックスを演奏するスティング(髪フサフサ!)に「チンドン屋じゃないんだから」と井上順。芳村真理のインタビューにも「ハイ、ハイ、ハイ」と適当な応対で、知ってる日本語をベラベラ喋り続けるメンバーたち。好きな食べ物は?と聞かれて「スペシャル・ジャパニーズ・テリヤキ・ビッグマック」って言ってるように聞こえるんですけど、何を食べたんでしょう?演奏が始まってもスティングはベースを持たずにサックスを携えたままで、口パクを放棄とまではいかないまでもバレバレ。一番ひどいのはドラムのスチュアートで、ドラムセットの配置は無茶苦茶、最後にはスティックを放り投げて踊ってるだけです。ギターのアンディだけが真面目に当て振りしています。

この日の共演者は千昌夫がいますね。あと岩崎宏美と西城秀樹とザ・ぼんちが確認できます。登場時のトークでポリスが笑いを取っている(?)のに対抗心がメラメラ燃え上がったのか、ザ・ぼんちのぼんちおさむが前に出てきてギャグをかぶせます。芳村真理のポリスへのインタビュー中には「しょーもないことしますね、わりとね」という里見まさとっぽい関西弁が聞こえてきたりします。恐らくこの日のザ・ぼんちは「恋のぼんちシート」を歌ったのでしょう、「MANZAIブーム」最高潮、アイドル的人気でノリにのってる時期です。

▲ The Police Interview

同じ投稿者による同じ1981年の来日時の大阪でのインタビュー。こちらは比較的コントロールできています。インタビューしてるのは川村龍一。「ヤング・オー・オー!」。

■ 関連サイト

Text : 2009年08月07日 07:45

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