matsu & take

以前投稿した記事「The Prodigy『Smack My Bitch Up』を高精度に再現する凄い動画」（→Link）で紹介した動画の作者Jim Pavloffが、今度は「Voodoo People」を高精度に再現する動画をYouTubeに公開しました。

まずは元曲をどうぞ。あまりいい音の動画がなかったので、持ってる人はCDとかで聴いてください。

■ Making Prodigy's "Voodoo People" in Ableton by Jim Pavloff（YouTube）

How to make Prodigy's famous track "Voodoo People" in Ableton Live 8. Video describes, which samples were used by Liam Howlett while creating this legendary track. Made by Jim Pavloff. s

あのギターの音ってLed Zeppelin「Whole Lotta Love」だったんですか。ピッチが上がっているとはいえ、まったく気づいてませんでした。

前回の「Smack My Bitch Up」と比較すると、今回の「Voodoo People」は曲の中でサンプルが占める割合が少なくて、サンプル以外の要素（シンセ、ブレイクビーツじゃないドラムの音、演奏し直したギターなど）が大きいので、どうしてもチョチョイのチョイでやってる感が減ってますし、再現度も少し劣ってしまいますが、それでもやっぱりとてもよく出来ています。特に、中盤に登場するシンセリフのレゾナンスの歪みの再現具合に拍手です。

これを聴いて、ヒット曲を勝手にソックリに再現して演奏して、ちょっと声の似た人に歌わせてアルバムにした胡散臭いレコードのことをフと思い出しました。最近はもうないのかな？ 昔はよくスーパーの入口とかで「安売りCD」のノボリを立てて売ってました。あの業界にもこういうテクニックを持った人がたくさん存在したのでしょう。