2010年04月16日 21:40

素晴らしき80'sイタロディスコ&ユーロビート動画の世界10選

選別基準は「いい曲でいい映像」です。

「イタロディスコ」とは、80年代のイタリア周辺で生まれた音楽のことで、シンセサイザーやドラムマシンの音色が特徴的なダンスミュージックです。

命名したのはドイツのレーベルZYXだそうで、当時の日本にはより広範囲な地域の音楽をゴチャまぜにして「ユーロビート」として紹介されました。イタリア産のものは、ドイツやイギリスのものと比較して、良く言えばシンプルで朴訥とした魅力があります。ここ数年テクノやハウスの方面から再評価が高まっていて、Metro AreaやLindstrømなどのアーティストがイタロディスコからの影響を感じさせる音を鳴らしています。

気まぐれにイタロディスコやユーロビートの動画を求めてYouTubeを探訪していたら、ザクザクと面白い&素晴らしい動画を発見したので、10個選んで貼っておきます。

▲ Sabrina - Boys

キーボードの人の動きが最高!あやかりたい!ヒット曲なので他にも動画が一杯あがってますが、残念ながらこのキーボードの人が登場するのは上の動画だけ。 この曲、杉本彩がカバーしてます(→YouTube)。

▲ Donatella Rettore - Kamikaze Rock'n'Roll Suicide

どこからつっこめばよいのやら…。この曲がヒットしたらしく、他にも「Karakiri」「Sayonara」など日本を意識した曲が。

▲ Rockets - Ideomatic

どの動画を見てもこんな格好です。コンセプトにブレがないのは素晴らしいですが「早すぎたダフトパンク」はちょっと褒め過ぎ。でも調べたらフランスのバンドでした。

▲ Latin Lover - Casanova Action

パーカッションの女性の足の動きのキレがいい。徐々に疲れがみえる。なぜかこの年代のイタリア人はショルダーキーボードを持ちたがる。

▲ Sandy Marton - People From Ibiza

色男とショルキー。後ろで演じられる寸劇に「ひょうきんベストテン」を思い出す世代です。

▲ Koto - Jabdah

本人はスターウォーズのつもりなんでしょうけど、柔道着を着た長州小力にしか見えません。

▲ Grant Miller - Colder than Ice

適当すぎるカメラワークに、どんくさすぎる踊り。ノリは完全にサンテレビのカラオケ番組です。

▲ Silent Circle - Stop The Rain

その髪型。

▲ La Bionda - I Wanna Be Your Lover

趣旨に反して(?)まっとうにクオリティの高い動画。曲もソフトですごくいい。

▲ Silicon Dream - Andromeda

今でも同じメイクでハウスっぽいアレンジの曲とかをやってるようです。

以上、イタリアの曲を中心に10曲の動画を選びました。全部イタリアにしようと思ったのですが、国籍不明の人が数名います。最後の白い人はドイツ人。

イタリアの「Discoring」という音楽番組がこの手のアーティストをよく出演させていて、YouTubeに多くあがっています。英米の音楽番組とは異なった独特の安っぽさに加えて、日本の音楽番組とも共通するような「歌謡曲」「芸能界」っぽさが妙に郷愁をさそいます。Discoring(Disco RIng)をキーワードにして検索すると他にもいろいろ引っかかると思います。

Text : 2010年04月16日 21:40

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