2010年06月24日 13:11

今年の夏は冷却マット「Hie Hie mat」に任せた

塩の結晶が熱を放出。

毎年夏になると、電気代を気にする身の上、エアコンを常時付けるわけにもいかず、最強設定の扇風機をイスの真横にセッティングして汗ダルマになっている私です。体温を吸収して温まったイスの座面。べったりと汗がしみ込んだイスの座面。非常に不快、まさに苦行です。

なんとかならないものかと「夏用座布団」的なグッズを探していたら、冷却マット「Hie Hie mat」というものを発見。ふとん用や枕用など、サイズが複数あって、その中にイスに乗せるのにピッタリのサイズ(45cm×40cm)があったので、購入してみました。小泉ライフテックスという会社の商品です。

冷え冷えマット 画像1

▲ 箱。「e」がペンギンになってます。(追記:2011年にマイナーチェンジで箱が変わっています)

冷え冷えマット 画像2

▲ ひえひえマット。45cm×40cmの水色(無地)タイプ。(追記:2011年にマイナーチェンジで色と柄のラインナップが変わっています)

冷え冷えマット 画像3

▲ ひえひえマット on イス。

この「Hie Hie mat」は、冷蔵庫で冷やすタイプの物ではないので、冷たさがとても自然です。例えるなら、米袋の中に手を突っ込んだときの感じです。薄着や素肌で触れてちょうど良いくらいの冷んやり具合です。

中材は塩の結晶(正確には水、硫酸ナトリウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム)。なんでも「ひえひえマットは身体の接触部分から身体の熱を吸収して30℃前後になると水溶液化します」ということらしく、持続時間が短いとして国民生活センターが調査結果を公表していたジェルタイプのもの(→Link)とは材質も仕組みも異なるようです。

肝心の持続力に関しては、使い方次第じゃないかと思いました。自分はイスに乗せて座布団的に使っていますが、素肌かパジャマなどの薄着で座らない限り、「冷たい」感覚はあまりありません。綿パンツやジャージなどで座るぶんには普通です。尻の接する面積が広いので(デカ尻です)、中材も早くに全て液状化しているようです。でも、熱放出が機能しているからか、イスの座面の温度が不快なレベルにまで上昇しません。それだけで十分快適です。また、いちど寝る時に腰のあたりに敷いて使ってみましたが、ほんのり冷たいことが気になって(冷た過ぎるという意味ではない)なかなか寝つけないくらいでした。

今年の夏は「Hie Hie mat」に任せた!

追記1:10/9/2

ひと夏を「Hie Hie mat」と共に過ごしての雑感を。

自分は「Hie Hie mat」に夏用座布団としての役割を求めました。そういう点では、ある程度期待に応えてくれました。ひんやりしている、というよりも、熱を吸収して常温をキープしてくれる、くらいの表現が正しいのではないでしょうか。

やはり1時間ほどベッタリと座っていると、体温で「Hie Hie mat」があたたまってしまいます。贅沢をいえば2つ同じものを買って交互に使うのが理想ですが、そんな余裕はないので、対策として、1時間使っては椅子からどけて暗冷な場所に放置、元に戻ったらまた使う、というように使いました。100円ショップで買った大きめの保冷剤とセットで冷やすとさらに良いです。

寝るときにも何度も使いました。これは45cm×40cmのサイズでは力不足でした。睡眠導入時はヒンヤリしてますが、夜中に目を覚ますと、自分の体温で完全にあたたまってしまっています。睡眠時に使うことを考えるなら、大きいサイズが必須だと思います。

追記2:11/6/28

「Hie Hie mat」とともに2年目の夏を迎えるにあたって、思い切ってもう一枚同じサイズの物を購入しました。これで万全の体勢です。

この1年の間に商品にマイナーチェンジが有って、新しい方はマットの中材の量が少し増やされています。手元の秤で簡単に計ると、100グラムほど差がありました。売価が300円ほど上がっているのはそういうことが理由のようです。

箱や色のラインナップも変わりました。以前は薄いブルー・ピンク・グレーだったのですが、今は濃いブルー・ピンク・グレーになっていて、水玉模様や船のいかりの模様が入っています。

Text : 2010年06月24日 13:11

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