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2011年01月19日 08:10
iTunesが無限にアンビエント音楽を生成し続ける「Music for Shuffle」
終わりのない音楽。
Irvine Brownというイギリスのデザイナー/アーティストが、iTunesのシャッフル機能を使って、終わりなく無限にアンビエント音楽が生成され続けるというコンセプトのmp3を配布しています(→zip)。
■ Music for Shuffle(irvinebrown.com)
I set myself a half-day project to write music specifically for shuffle mode – making use of randomness to try and make something more than the sum of its parts. The ever-brilliant Russell Davies (who works a few desks away at the BRIG) sowed the seed of the idea in my head around January 2011.
配布されているのは18のmp3ファイルで、それぞれに10秒前後のエレクトロニカ的な静かな音楽が収録されています。iTunesで新規プレイリストを作成して、そこにこの18のmp3ファイルを読み込み、シャッフルとループをonにして再生ボタンを押すと、ランダムなアンビエントミュージックが無限に流れ続けます。
Music for Shuffle #01 from Matt Brown on Vimeo.
音楽が永遠に途切れないという、簡単そうでなかなか経験出来ない体験です。
どのような順番で再生してもノイズや違和感が生じることがないように曲が作られていて、再生しっぱなしにしていても、どの部分でファイルが切り替わっているのか全く気が付きません。もちろんシャッフルボタンを押さずに好きな順番で再生させることも可能で、トラックをスキップしたり戻したりすることで作為を加える楽しみ方もあります。すべてのmp3書類に意味ありげなアートワークが埋めこまれています。
全てのアンビエント系のアーティストがこういうものを作って、CDのおまけとかにつけて欲しいです。
作者のIrvine Brown氏は、音楽SNSのLast.fmのインターフェイス制作にも関わっていた人物で、サイトには他にも色々な作品が公開されています。「Singing Sock Puppets」という靴下人形の電子楽器がとても可愛いので貼っておきます。
Singing Sock Puppet - first prototype from Matt Brown on Vimeo.
■ 関連サイト
News : 2011年01月19日 08:10
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