生誕50年 - 150本以上の定番叫び声「Wilhelm Scream」使用映画を凝縮の動画 : matsu & take

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2011年04月27日 09:55

生誕50年 - 150本以上の定番叫び声「Wilhelm Scream」使用映画を凝縮の動画

知らず知らずのうちに何度も何度も聞いている、あの叫び声。

ハリウッド映画で叫び声音声の定番として使われる「Wilhelm Scream（ウィルヘルムの叫び）」が今年で誕生から50年を迎えました。

■ ウィルヘルムの叫び（wikipedia）

ウィルヘルムの叫び（-のさけび、英: Wilhelm scream）とは、映画などの作品で用いられる音響素材。

ウィルヘルムの叫びは『スター・ウォーズ』をはじめとする多くのヒット映画や、テレビゲーム・テレビ番組などで使用されたことにより有名となった。

誰かが、矢で刺される、爆発に巻き込まれる、転落するなどして死亡する際にしばしば用いられる。今までに217本の映画で使用されているとされ、映画界におけるクリシェとなっている。

名称の由来は、1953年の西部劇映画『フェザー河の襲撃』の登場人物で、矢で射られるウィルヘルム二等兵にちなんでいる。その際に使われたのがこの素材の2回目の使用で、ワーナー・ブラザーズの音響保管ライブラリーから使用された最初の例と考えられている。

元々は、1951年の映画『遠い太鼓』のために収録された音響素材のなかのひとつとして生まれた。

このWilhelm Screamが映画の中に使用されている場面を数秒程度ずつ抽出して１２分にまとめている驚異の動画がYouTubeで公開されています。

映画の数を簡単にカウントしたら軽く150本以上はありました。Wilhelm Screamには何種類か微妙に違う種類の叫びがあるようで（一番多く使われるのはテイク4）、こうしてズラっと並べて聞くと少し判別できました。最後の「トロン：レガシー」のデジタルな叫び声が好きです。

製作者のサイトでは、動画内に登場する映画の名前をより多く正確に答えられた人にWilhelm Screamの使われた映画のDVDプレゼントというクイズ大会が開催中です（→Link）。

いつでもどこでも叫び声を楽しめるiPhoneアプリもあります（→iTunesStore）。

完全に蛇足ですが、今「Wilhelm Scream」で検索すると上位に出てくるJames Blakeのヒット曲「The Wilhelm Scream」の中にあの叫び声は入っていないようですが、よくあるような心の痛みを歌った歌詞の内容を自嘲気味にタイトルで表現している、という解釈でよろしいでしょうか。