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2011年07月01日 08:54
The Clash「London Calling」ミックス前の楽器別トラックがYouTubeに
こちらロンドン。
UKパンクの代表バンドThe Clash、1979年リリースの大名曲「London Calling」を楽器ごとにバラしたものがYouTubeにアップされています。いつまであるかわかりませんのでお早めにどうぞ。
【ボーカル】Joe Strummer
【ギター】Mick Jones
【ベース】Paul Simonon
【ドラム】Topper Headon
熱いボーカル、鋭いギター、力強いドラム、脈打つベース。単独で聴いてもこれぞクラッシュと感じられる個性的な音です。
下の映像はアルバム「London Calling」制作中のスタジオでのひとコマだそうです。
「London Calling」の歌詞について「ロンドンの社会問題について歌ってるんだろうな」くらいの認識しかありませんでしたが、この個別トラックを聴いたことをきっかけに調べてみると、なかなかタイムリーな件が織り込まれていることがわかりました。
■ ロンドン・コーリング (曲)(Wikipedia)
歌詞は世界的な事件、1979年に起きたスリーマイル島原子力発電所事故へのストラマーの関心を反映している。ストラマーは言う。「俺達は斜面を滑り落ちまいとあがき、爪の先で引っ掛かっている。誰も俺達を助けてはくれない。」
サビの歌詞の一節 "London is drowning/And I live by the river" は、テムズ・バリアー建設の影響でテムズ川が氾濫し、ロンドン中心部が水没するのではないかという懸念による。
歌詞はまたバンドが1979年当時多大な借金にあがいていた事への絶望感を反映している。マネージメント不在でアルバムロンドン・コーリングを1枚で出すか2枚組にするかの言い争い。イングランドで1977年に起きたパンク・ロックブームがすでに過ぎていたことへの不安。
「メルトダウンしそう/小麦は痩せ細る」「核の事故/でも怖くない」「ロンドンは水没中/川沿いに住んでます」。
News : 2011年07月01日 08:54
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