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2013年01月14日 18:04
さすがに10年も経ってるのでCGの進化がよくわかる - ホビット 思いがけない冒険
2Dの字幕で鑑賞しました。
「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚をピーター・ジャクソン監督が再び映画化。主役のビルボ・バギンズを演じるのは、BBC「シャーロック」のワトソンくん役、映画「銀河ヒッチハイクガイド」のアーサー・デント役のイギリス人俳優、マーティン・フリーマン。
「旅の仲間」の公開が2001年で「王の帰還」は2003年。もう10年以上経過してるってことですか。10年も経っていると、さすがにCGの進化をかなりはっきりと感じました。登場するモンスター達にやたらと愛嬌や人間味が感じられるのも、CGが進化しているのが影響してのことじゃないでしょうか。「旅の仲間」にも登場していた裂け谷の風景やエルフの屋敷の内装がいっそう美しく表現されていました。
今作の旅仲間のドワーフ様御一行が陽気なのもあって、映画全体の雰囲気がユーモラスで、笑いどころが何ヶ所もある楽しい映画でした。レイトショーで見たせいかエンドロールになると席を立つ人が多かったですが、「ミスティーマウンテンズがどうしたこうした〜」という劇中歌を映画音楽らしくアレンジし直したようなエンディングテーマ曲が気に入りました。
「ロード・オブ・ザ・リング」のほうは文庫本で全9冊というボリュームの原作「指輪物語」を映画3部作にまとめましたが、「ホビット」の原作「ホビットの冒険」は文庫本で上下巻の2冊という小サイズなのに、こちらのほうも映画は3部作という大スケールになっています。とはいっても、原作はたったの40話なのにアニメ版は300話以上も作られた「キテレツ大百科」みたいなタイプのかさ増しは行われておらず、原作者による補稿などを生かした装飾が行われているそうなので、今後の2作「スマウグの荒らし場」「ゆきて帰りし物語」も楽しみにしてます。
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Review : 2013年01月14日 18:04
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