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2007年09月11日 22:55
Dos - Michael Fakesch
元Funkstorungメンバーのセカンドアルバム。
本人がバリバリ歌いまくる80'sっぽい軽快なファンク。あれ、元Funkstorungですよね? (追記:歌、本人じゃなくて全曲taprikk sweezeeという人でした。)
ファーストアルバム「Marion」にも一応耳を通してみましたが、こちらは「エレクトロニカ」という言葉から真っ先に連想されるド真ん中の音が鳴っていて、このセカンドアルバムとは別人状態。1999年作だから仕方ないか。
Jamie Lidellと近い感じですけど、あれよりは洗練されてなくて、だいぶ泥臭い。Funkstorungは正直言って全く趣味が合わなくって、なんなら嫌いなくらいでしたが、このソロ2作目は意外に(失礼)かなりイケる。逆にFunkstorung時代からのファンはズッコケてるでしょうけど。
にしても、この転向の潔さは何なのか。音よりも雰囲気がカラっと明るくなったことのほうが大きな転向かも。スクラップ工場から大型ドラッグストアへ転職。
単に時代の流れを読む感覚が鋭い人ってだけのことのような気もしますし、多分それが正解なんでしょうけど、それが実際にできるってのは大したものです。
Review : 2007年09月11日 22:55
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