2007年08月29日 10:45

トランスフォーマー

ハッピータイム。

タイトル : トランスフォーマー (Transformers)
監督 : マイケル・ベイ
出演 : シャイア・ラブーフ
公開年 : 2007

スピルバーグとマイケル・ベイ。「バカに刃物」という格言(?)が頭に浮かぶ、ハリウッド的娯楽映画の完成形。

「アルマゲドン」で涙のマジ感動が巻き起こる日本人を相手にどう売っていくかを考えた末の「ロボットvs人類・最終戦争勃発」的プロモーションだったのでしょうが、その実態は、やっぱり「アルマゲドン」の監督がスピルバーグの技術をフル活用して作ったバカ映画という感じ。公式サイトの画像イメージから感じる印象とはほど遠いもの。ジャンル付けするなら、アクションコメディ映画、というのが正確なところでしょう。「ハワード・ザ・ダック」とか「グレムリン」とかに近いかも。どっちも大好きな映画です。

CGやアクションは当然モノ凄いわけですが、有りがちなことですが、見ているうちに凄すぎることに慣れてしまって、最後には印象が薄らいでしまっている。それ以上にコメディ的な部分の方が印象に残っていて、映画後には「あの部分が笑えた」「アホらしくて良かった」という話題中心になってしまう。そういう意味では、やっぱり、最高レベルのCGを駆使して「志村うしろ!」なドリフコントをやっていた、映画中盤のテクノロジーの無駄遣いっぷりこそが、この映画最大の見どころでした。

主人公がThe StrokesのTシャツを着ていたのが気になったのですが、ターミネーター2のPublic Enemyといい、CGにおいてターニングポイントとされる映画では主人公が音楽Tシャツを着る、というのが暗黙のルールとなっているのでしょうか。他の例が思いつきませんが、なんとなく書いてみました。

Review : 2007年08月29日 10:45

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