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■ ジ・オーブ、オリジナル作2タイトルをデラックス・エディション化（CDJournal）

2006年より開始された、ジ・オーブのオリジナル・アルバムのデラックス・エディション化。1st、2ndに続き、新たな2作品の発売も決定！　ミニ・スタジオ・アルバム『ポム・フリッズ（POMME FRITZ）』（94年）と、アンビエント度の濃い『オルヴス・テラールム（ORBUS TERRARUM）』（95年／写真）がデラックス・エディションとして再発。

「Pomme Fritz」のほうはEP扱いなので再プレスもなく、しばらく廃盤状態が続いていました。

オーブと言えば1st「The Orb's Adventures Beyond the Ultraworld」と2nd「U.F.Orb」で、この２枚以降を聴いてない人もけっこう多いのでは。自分はこの２枚、結構好きでよく聴いてます。特に「Orbus Terrarum」で炸裂する混沌としたドロドロの空間処理が大好きで、電子音のスープに頭のてっぺんまで浸かるような濃厚さがたまりません。「Pomme Fritz」はそこへ向かうための実験作のような位置づけと認識して聴いてます。

自分の評価を数値化して比較すると、10点満点で、1stが11点、2ndが7点、「Pomme Fritz」8点、「Orbus Terrarum」9点、といったところです。それ以降は全作試聴程度はしてますが、脱落しました。オーブを好きな人と話すと、2ndが一番好きという人が多いような印象を受けます。自分は2ndのアップテンポな曲に対処しきれないんですよね。

そしてボーナスディスクの曲目リストは下の通り。

Pomme Fritz Disc 2：

1. Sausage Tats Mit Gravy (Dom Mix # 1)
2. Star Twister (Pomme Fritz & Apple Sauce Mix)
3. Potato Fields of Electric Gliding Blue (Ambient Mix)
4. Eastern Hot Dogs in Gardens of Dub (Lx Mix)
5. Wrapped With Salt & Vinegar (Thomas Fehlmann Mix)

Orbus Terrarum Disc 2：

1. Plateau (All Hands on Deck Mix - 2AM)
2. Slug Dub (Dumpy Dub)
3. Valley (Mix 3 Dubby)
4. White River Junction (Zoom Vinegar Mix)
5. Oxbow Lakes (Andy's Space Mix)
6. Peace Pudding (Occidental)

両作品ともボーナスディスクは同時期のシングルのレア曲を集めたものではなくて、未発表ミックスが中心になっている様子。今持ってる旧ディスクを売り払って買い直すべきか、まだ即断出来ない感じです。