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2013年06月21日 11:45
レコード盤をスマートフォンの「仮想レコード針」で「再生」させるというレコード会社のプロモーションキット
オフィス・ターンテーブル。
ドイツのダンス系レコードレーベルのKontor Recordsというところが、メディアなどに向けて新しいスタイルのプロモーション用レコードを送ってるそうです。
■ The App That Kinda-Sorta Plays Vinyl Through Your Phone(Spin)
The physical LP arrives in a mailer that folds out into a 2-D "record player" printed with a QR code. Download the app, line up your phone, and a virtual needle will pop up on your screen hovering over the record.
レコードの入った封筒にはレコードプレイヤーのイラストが印刷されています。そのイラストの上にレコード盤を乗せて、QRコードをスマートフォンで読み取ると、そのスマートフォンの画面上に「仮想のレコード針」が表示され、それをレコードの盤面に移動させると、レコードに収録された音を「再生」することができるそうです。動画があります。
これはKontor Recordsの「Back to Vinyl: the Office Turntable」というプロジェクトで、900セットをメディアなどに送ったところ、受け取った71%の人がこの仕組みを使って音を再生させたそうです。これは同レーベルのこれまでのプロモーション方式(MP3のダウンロードやストリーム再生)よりも64%も多くの人が音を聴いた計算になるんだとか。
専用アプリのダウンロードが必要というのがちょっと面倒そうですけど、レコードプレイヤーがその場になくても音を聴けるのは便利ですし、CD-Rが届けられるよりも面白味があります。特設サイトでダウンロードコードを入力するよりも手軽です。まだプロモーション目的だけのようですが、製品版のアナログレコードにもこの仕組みが導入されたら面白そうです。
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News : 2013年06月21日 11:45
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