2008年11月09日 13:05

カセットテープをCDRにダビング「TEAC LP-R500」

以前紹介したTASCAM「CC-222SLMKII」のような業務用機器ではなく、民生品が登場。

■ レコードやカセットテープをCDにダビングできるオールインワンモデル ターンテーブル&カセット付CDレコーダー『LP-R500』を新発売(TEAC)

『LP-R500』は、ラジカセ感覚でアナログレコードや大切なカセットテープの音源をCD-R/RWに簡単にダビングできるターンテーブル&カセット付CDレコーダーです。本機は、カセットテープデッキ(再生専用)の搭載により、従来機でご要望の多かったカセットテープからCD-R/RWへのダビング機能を実現、加えてラジオのCD-R/RWへの録音機能も搭載し、レコード、カセットテープ、AM/FMラジオに外部入力を加えた4ソースの録音が可能になりました。さらにオーディオタイマー(当社TT-200等)との連携により、ラジオ番組の留守録(タイマー録音)も可能となっています。

「テープからCDRに(パソコンを使わず)簡単にダビングしたい」という需要は、思ったより多い様子です。元のモデル「LP-R400」にカセットテープ機能を付けてバージョンアップ。

TEAC LP-R500

LP-R500 主な機能:

  • レコード、カセットテープ、ラジオ、外部入力からCD-R/RWディスクへ録音が可能
  • 33(LP)/45(EP)/78(SP)回転の3スピード対応
  • オーディオ入/出力:各1系統(RCAピンジャック)
  • バスレフ方式独立スピーカーボックス

スピーカーも内蔵ということは、この「LP-R500」は完全に手軽さを追求したラジカセ感覚のオーディオ機器ということになるのでしょう。木を使った蓄音機を思わせる温もりあるデザイン、SP盤に対応したレコード部分、「全国の百貨店、インテリアショップ、雑貨店、書店などのルートを通じて発売」ということで、団塊世代の蓄財を狙い撃ちしているように見えます。

ちなみに、以前紹介した業務用のテープ→CDRダビング機「CC-222SLMKII」を開発した「TASCAM」は「TEAC」の業務用オーディオ部門のブランド名で、つまりは同一の会社がテープ→CDRのダビング機器に力を入れているということになります。意外に「CC-222SLMKII」が売れていたり、思いがけない反響があったりしたのでしょう。このサイトに「CC-222SLMKII」の検索で訪れる方も、意外と多いです。

発売は2008年12月上旬予定。オープンプライスで予想価格は7万円前後。「CC-222SLMKII」より高いんですか。レコードとスピーカーとラジオがあるとは言えども。

■ 関連サイト

News : 2008年11月09日 13:05

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