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2010年03月14日 11:32
Miles Davisの伝記映画の音楽をHerbie Hancockが担当
映画の企画が進行中だそうです。
昨年リリースされたマイルス・デイヴィスの71枚組ボックスセットを監修したErin Davis(マイルスの息子)とVince Wilburn, Jr.(マイルスの甥)へのインタビューの中で、Miles Davisの伝記映画の音楽をHerbie Hancockが担当することが明かされています。
■ YRB Interview: Erin Davis and Vince Wilburn, Jr.(YRBmagazine)
YRB: ボックスセットもリリースされた今、彼(Miles Davis)の遺産を深めるどんなプランがありますか?
Erin: いろんなことをしています。もうちょっと出揃ったら話すことができます。Vinceは彼の映画をプロデュースしています。
Vince: イエー、Herbie Hancockが音楽を書いてくれるんだ。Don Cheadleが監督・主演だよ。
マイルス・デイヴィスの映画のスコアにかつての盟友ハービー・ハンコックというのは、これ以上無い組み合わせです。ハービー・ハンコックが映画音楽を手がけるのは1986年の「ラウンド・ミッドナイト」以来でしょうか。
マイルスの伝記映画化は、マイルス財団とドン・チードル(Don Cheadle)が中心になって2007年頃から進められていました(→2007年のVariety誌の記事)。ドン・チードルは「ホテル・ルワンダ」で主役のホテルマン役を務めていた人です。マイルスの財団が、映画の主演はドン・チードル以外ありえない、と一本釣りしたそうです。
映画の進行状況は、すでに脚本にマイルスの遺族のOKは出ているものの、まだドン・チードルがライターと一緒に脚本を書き直している段階で、完成はまだもう少し先のよう。
他にもインタビューの中で、今後のマイルス関連の予定として「The Warner Years or the Rubberband Sessions」というものをリリースすることが語られています。タイトルから推測すると、80年代のワーナーに在籍した時に録音された「Rubberband」という未発表曲にまつわるセッション音源集のようです。
■ 関連サイト
News : 2010年03月14日 11:32
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