マイケルvsプリンス卓球対決 - Prince関係者の語るMichael Jackson : matsu & take

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2009年07月01日 08:41

マイケルvsプリンス卓球対決 - Prince関係者の語るMichael Jackson

眉唾に思ってましたが、本当の話だったようです。

半ば都市伝説的にファンの間で語り継がれてきた「マイケルとプリンスは卓球で勝負したことがある」というエピソード。自分も聞いたことはありましたが、ソース不明の伝聞情報でした。

それが、このたび米ミネアポリスの新聞「Star Tribune」によるマイケル・ジャクソン追悼記事の一環として掲載された、Michael Bland（初期NPGのドラマー）Jellybean Johnson（The Timeのドラマー）Bobby Z（Revolutionのドラマー）という３人のプリンスのバンドの元ドラマーと、Jam&LewisのTerry Lewisへのインタビューの中で、伝説の「卓球勝負」について、Bobby Zが詳細を語っています。以下、引用＆翻訳です。誤訳してたらすいません。

■ Twin Cities musicians: 'He was a world icon' Magnificent musician had a friendly rivalry with Prince.（Star Tribune）

80年代の終わり頃、２人がロサンゼルスの同じスタジオでレコーディングをしていた時、プリンスはマイケルを卓球に招待した。8歳からスターとして俗世から離れた生活を送っていたマイケルは、卓球のやり方を知らなかった。

その場にいたエンジニアのDavid Zによると、プリンスは「叩きのめされたいかい？」と言った。「マイケルはラケットを落として、顔の前に両手を持っていったけど、ボールは彼に命中しなかった。マイケルはボディーガードと一緒に出ていってしまった。そしたらプリンスは雄鶏みたいに気取ってあたりを回りだした。『さっきの見たか？あいつヘレン・ケラーみたいだったな』」。

卓球をやったことない相手をコテンパン、あげく「あいつヘレン・ケラーみたいだったな」とはひどい（笑）。

とはいえ、二人がいがみ合っていたのかというと、それは違うようで、記事には続きがあります。

だが、Blandは２人のアイコンの関係はうまくいっていたと強調する。「彼らはペイズリーパーク（プリンスのスタジオ兼住居）でバスケをしていたよ。それに、MJJ Productions（マイケルの事務所）からよく荷物を受け取った。Sly Stoneのヨーロッパでのライブ映像とか。プリンスがそれをビデオデッキに入れて、みんなで見るんだ」。

スライでつながる二人の天才。卓球でじゃれあっているのも、しっかりした信頼関係があったからなのでしょう。最近も関係は続いていたようで、2006年にプリンスの自宅「3121」で行われたライブにマイケルがWil I AmとChris Tuckerと一緒に来ていたという目撃証言もあります。

ほかにStar Tribuneの記事では、Michael Bが1996年にマイケルのツアーへの参加を打診されていたことや、Purple Rainツアーの楽屋に何度かマイケルがやってきたこと、マイケルは普段は「気取らない普通のやつ」なのに、スタジオに入って歌いだすと完全に自分に入り込んで、別の場所、別の宇宙にいる別人格になってしまうこと、などが語られています。