2009年09月30日 14:02

フォノアンプ内蔵でレコード対応のUSBオーディオインターフェイス「US-100」

フォノアンプ内蔵は国産としては初。ティアックから。

■ ティアック、レコード録音可能なUSBオーディオ −XLRマイク入力など入出力を充実。実売1万円(AVwatch)

16bit/48kHzの録音/再生に対応したUSBオーディオインターフェイスで、低価格ながら入出力端子を充実させた点が特徴。入力端子としてバランスマイク入力(XLR、標準ジャック)のほか、ステレオライン入力(RCA)、ギター入力(標準フォンジャック)を装備。フォノアンプも内蔵しており、ライン入力をレコードの録音(MMカートリッジ)にも利用できる。背面のスイッチで、MIC/LINE/PHONOの切替が可能となっている。

TEAC US-100 image

▲ TEAC US-100あ

最近のUSB出力付きのレコードプレイヤーを持ってる人には関係なさそうですが、通常のレコードプレイヤーを使ってレコードライブラリーのデジタル化に取り組む人にとっては、一つの選択肢になりそう。自分はDJミキサーをフォノアンプとして使っています。

フォノアンプ内蔵のレコードプレイヤーは最近よく耳にしますが、オーディオインターフェイスにフォノアンプを内蔵してるってのは今回初めて聞いたので、ちょっと調べてみたら、すでに2つほど存在しているようです。ひとつは貧乏音楽ファンの強い味方、BEHRINGERから「U-PHONO UFO202」という商品(定価5,145円)。もうひとつはARTcessoriesというプロ用機器を中心に扱うメーカーから「USB-PHONO-PLUSV2」という商品(定価18,375円)。

BEHRINGERのものはさすがのベリンガー価格ですが、つまみ類が全くついていない激シンプルな作り。ARTのものはデジタル入出力にくわえてローカットフィルターまでついている本格仕様。今回のTEACの商品は、値段的にも機能的にもちょうど中間くらいです。

追記:10/12/16

他にも、クリエイティブ社から出ている「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD」というのがコストパフォーマンスが優れていて高機能だとして評判が良いようです(→紹介記事)。

News : 2009年09月30日 14:02

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