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2010年02月07日 23:22
デトロイトのビートメイカーKuroiOtoの2枚のフリーアルバムが格好いい
黒い音。
YouTubeをフラフラしていて偶然発見したミシガン州デトロイトのアーティスト「KuroiOto」のインストヒップホップ。まだCD等でのリリースは無いアーティストのようです。サイトを見に行くとフリーのMP3/FLACアルバム「Iro-Iro」「7 Days of the Breaks」の2枚が公開されていて、どちらもとても渋い音です。「7 Days of the Breaks」は先月リリースされたばかり。
ダウンロードはここから(→Link)。
ジャンル的にくくれば、ジャジーなヒップホップということになろうかと思いますが、他と比べて音が軽くてビートはスカスカの隙間だらけ、全体を通じてリラックスしたムード、とても聴きやすいです。でもグルーヴはしっかりあって格好良し。過度なテクノロジーの使用は無くて、ビートに重点が置かれた、堅実で古典的な作りのヒップホップです。
アーティスト名が「黒い音」で、最初のアルバムのタイトルが「色々」、両アルバムのほぼ全曲の曲頭には日本語、Myspaceに挙げられた影響を受けたアーティストリストの中にはNujabesやTsuchie、m-floといった名前、ここまで状況証拠がそろうと、作ってる人は日本人か日系人なのかな?と考えましたが、彼のFacebookに書かれた本名っぽい名前はAaron Armstrongと、日本テイストはゼロ。声は語学学習用のテープからのサンプリングかな?
Review : 2010年02月07日 23:22
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