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Virginグループ会長リチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行会社Virgin Galacticが、先週12月7日に新型の宇宙船を初披露しました。

■ Virgin Galactic、初の民間宇宙船「SpaceShip2」披露（ITmedia）

民間宇宙旅行会社Virgin Galacticは12月7日、初の民間有人宇宙船SpaceShip2（SS2）を初披露した。SS2は民間宇宙船コンテストX Prizeを獲得したSpaceShipOneの技術を基盤とし、最大6人の乗客と2人のパイロットを乗せて準軌道飛行ができる。間もなく広範なテスト飛行を開始する予定だ。テスト終了および米政府からの認可取得後、民間宇宙飛行士を乗せたフライトを開始するという。

2012年をメドに本格運行する予定だそうです。宇宙旅行一回20万ドル。

このニュースに合わせて、イギリスの新聞「Daily Mail」に、80年代に活躍したイギリスのバンド、スパンダー・バレエ（Spandau Ballet：今年再結成）とVirgin Galactic社が宇宙で演奏する契約を結んだ、というニュースが掲載されました。

■ Spandau Ballet To Be First Intergalactic Band Aboard Branson's SpaceShipTwo Enterprise（GIZMODE）

Last week I invoked the wrath of trance fans everywhere by suggesting Above & Beyond, rumored to be the first musical act in space, should be kept up there. Turns out Richard Branson chose Spandau Ballet instead.

一体全体なぜスパンダー・バレエなのか、全くわかりません。会長の趣味？ Daily Mailのサイトから該当記事はすでに削除されていて、眉唾な雰囲気の漂う話ではあるのですが、スパンダー・バレエの名前が出てくるという微妙さ加減が情報の信憑性を高めているような気はします。記事の中で、バンドのサックス担当Steve Normanがインタビューされていて、宇宙空間で演奏されるのは「True」か「I'll Fly For You」「Gold」になるんじゃないか、と答えています。メンバーがインタビューに答えているということは、そこそこ信じられる話のようです。

1985年、ライブエイドの映像。髪型、ファッション、ステージアクション、笑うというより、王道すぎて言葉を失う感じ。

この「SpaceShip2」での宇宙旅行、宇宙の無重力空間に滞在出来る時間はわずか5分だけで、しかも船一隻に乗ることが出来る乗客はたった6人。スパンダー・バレエは5人組なので、このライブが実現したとして、5分間の演奏をその場で聴くことが出来るのは会長のリチャード・ブランソンだけということになりそうです。