2010年07月31日 14:36

Brian EnoがWarpからアルバムを出すらしい(追記あり)

ついにご本尊が登場ですか。

アンビエント・ミュージック神社のご本尊、ブライアン・イーノのアルバムが、新世代電子音楽の総本山、Warpレコードからリリースされます。噂だけはあったのですが、どうやら事実だったようです(via exclaim.ca)。

■ Webdialy(leoabrahams.com)

Lastly, there’s an album out soon by Brian Eno, with myself and Jon Hopkins. It will be on Warp. It contains the fruits of several years of jams between the 3 of us. I’ve not heard anything quite like it – it sounds ‘live’ and ‘alien’ at the same time. Some things have been permitted to survive which only Brian would have had the courage to let go, and it’s so much the better for it.

Warpから出るというアルバムは、Jon HopkinsとLeo Abrahamsという、最近のイーノをサポートしている愛弟子2人とのジャム演奏を集めた作品になるようです。イーノのソロアルバムとして出るのか、3人のコラボレーション作品として出るのかは、まだわかりません。

Jon HopkinsはDominoから3枚のアルバムをリリースしているピアノニストで、2008年のColdplay「Viva La Vida Or Death And All His Friends」にイーノと共にプロデューサーとして関わっています。Leo Abrahamsはギタリストで、David HolmesからChristina Aguileraまで、幅広いアーティストの作品でギターを弾いています。

この3人に、UnderworldのKarl HydeとジャズバンドThe Necksを加えて行われた、2009年のジャム演奏の動画がYouTubeにありました。

歌ってるのはKarl Hydeでしょうか。この動画はだいぶんファンキーな感じです。アルバムがどのような感じになるのか、とても楽しみです。なぜ今Warpから出すのかというのも知りたいところで、リリース時のインタビュー記事が楽しみです。

ついでに、オリバー・ストーン監督の新作映画「ウォール街(続編)」のサントラにイーノが音楽を提供していることがアナウンスされました。これはどうやら「Everything That Happens Will Happen Today」(David Byrneとの共作アルバム:2009年)からの曲が使われているだけのようです。

追記:10/08/03

Warpのサイトに告知が出ました(→Link)。COMING SOON ON WARP RECORDS。

追記:10/08/23

詳細が出ました(→Link)。タイトルは「Small Craft On A Milk Sea」。名義はBrian Enoです。発売日は、イギリスで11月15日。コレクターズエディション(2CD、レコード、リトグラフ)、リミテッドエディション(2CD、レコード、リトグラフ、サイン、数字)、通常CD、高音質ダウンロードが用意されています。コレクターズエディションとリミテッドエディションのパッケージはとても綺麗です。

パッケージ画像

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News : 2010年07月31日 14:36

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