matsu & take

Public Enemyが2012年度のロックの殿堂入りアーティストに選ばれて、先日4月13日にセレモニーがありました。ということで、殿堂入りを記念して、アメリカのヒップホップ系情報ニュースサイトegotripland（→Link）が最近取り上げていたPublic Enemyのレア動画をご紹介します。Public Enemyが1987年にロンドンのハマースミス・オデオンで行ったライブの、舞台裏の動画です。

ハマースミス・オデオンでのPublic Enemyといえば、セカンドアルバム「It Takes A Nation Of Millions To Hold Us Back」の曲間に入っているコンサートの観客の歓声とMC、あの音を収録したのが、まさにこの時のライブです。

出番直前に「Bring The Noise」の段取りのことでナーバスになってるFlavor Flavとか、時計なくしてテンション低いFlavor Flavとか、可愛らしい羊の壁画が描かれた地下道で小さなラジカセを担いでラップしてるPE御一行とか、マクドナルド店内でProfessor Griffのヒューマンビートボックスでフリースタイルして店を追い出されるBetty Booとか、あまりにもLL Cool Jらしい格好をしてるLL Cool Jとか、面白い場面がたくさんあります。

下の動画は、上の動画の中に少しだけ映っていたMTVのスタジオでの「Rebel Without A Pause」の完全版。

YouTubeにはこのハマースミス・オデオンでのライブのフルサイズのプロショット映像もあって、ここに貼り付けようかとも思ったんですけど、調べてみたら「イット・テイクス・ア・ネイション ライブ・イン・ロンドン 1987」のタイトルで日本で普通にDVD化されて売られている商品だったので、全編を貼り付けるのは自粛して（動画のタイトルは「Public Enemy London Invasion Tour 1987」）、そこから１曲だけ抜粋された動画を貼っておきます。

「If you really like to rock the funky beats, somebody in the house say hell yeah!」