matsu & take

1995年にスクウェアから発売されたスーパーファミコン用ゲームソフトの「クロノ・トリガー」のサウンドトラック（光田康典さんと植松伸夫さんの作品）と、ビヨンセの旦那さんことJay-Zのラップをマッシュアップした曲ばかりで構成されたアルバム「Chrono Jigga」が公開されています。作者は2 Melloというアメリカのプロデューサー。

■ Mashup of the Day: Chrono Trigger + Jay-Z （cheezburger）

Kentucky-based producer 2 Mello combined Jay-Z's rap lyrics with music from the 1995 Super Nintendo role-playing game Chrono Trigger to form a collection of mashups called "Chrono Jigga."

自分は「クロノトリガー」をやっていなくて、思い入れは何もないのですが、壮大でプログレ的で少々ショボい音源のトラックとJay-Zのカチッとした力強いラップという組み合わせがめちゃくちゃ新鮮に聴こえました。8bitなTVゲームの音楽を使ったマッシュアップは国内外問わず山ほど作られてますが、スーファミのゲーム音楽をこういう具合に料理する例は海外ではあまり多くないのではないでしょうか？

この両者を組み合わせようというアイディアは、元々XVというラッパーの曲「Be There, Be Square」（→YouTube）の中に「I never seen Jigga play Chrono Trigger（俺はJay-Zがクロノトリガーをプレイしてるところを見たことがない）」という歌詞があって、その一節を聴いたゲーマーの2 MelloさんがジョークとしてJigga（Jay-Zの愛称）とクロノ・トリガーのサントラをマッシュアップしてみたら、これが意外にバッチリとハマって混ぜた本人もびっくりした、というきっかけから発展していったんだそうです。

scrub club recordsと特設サイトで配布されてます（→scrubclubrecords.com / →chronojigga.com）。scrub club recordsでは寄付も可能です。